2009年12月12日

ライフ・イズ・ビューティフル



こないだの記事、チョムゲブログ: ナイト・オン・ザ・プラネットにも出てきたロベルト・ベニーニの映画。ていうか彼の映画っつったら、普通はこっちを先に観るもんなのかな(笑)。まあでも公開順(ナイト・オン・ザ・プラネット(1991)→ライフ・イズ・ビューティフル(1998))で言うたら合ってるか(笑)。

今朝は5時に起床した。カーテン開けても真っ暗で、一瞬、もう夕方なのか、あれまーやべー、圭子に申し訳ねえことした!と思ったけど、外が静か過ぎたので、あ、これは朝だなと、セーフだべなと。

で、DVDです。流れ的に。

なんか、パッケージの裏に、
恋して、笑って、生きて
世界中を笑いと
涙で包み込んだ感動作
とか書いてあって、俺は思ったね。ふん、その手にはのるかよ、こちとらテンションがまさに夜明け前なんだぜ、笑いも涙もありゃしねぇよ馬鹿野郎、と。

というわけで完っ全にさめた目で観始めたわけですが(いや、まだ目は醒めてなかったんですけど、冷めた目で、ってことです)、のっけから笑っちまった・・・。ロベルト・ベニーニが演じた役は「ナイト・オン・ザ・プラネット」のとき同様、しゃべりまくりの口先男っつう感じで、でも憎めないキャラで、こういう人がいると世の中ホントに助かるんだよなー、なんて思いつつ。

主人公に子供ができたあともそれは同じで、どんな厳しい状況にあっても(たとえそれがナチスの強制収容所であっても!)常に明るく前向き。ライフ・イズ・ビューティフル!・・・うーん、文字でこうやって書いちゃうと、いかにもポジティヴ全開なステレオタイプに思えちゃう、っていうかじっさいそうなんだけどさ(笑)。いや、難しいですね。

唯一、文句をつける点があるとするならば、どうにか難癖つけてくださいよと頼まれたならば、あれだな、本編が終わってクレジットが流れている、その間じゅうずっとバックに、メガネかけてぼろぼろ泣いてるおっさんが映ってたところかな。あれだけは見苦しいったらありゃしなかった。

いつの間にか、夜は完全に終わっていて、どうにも文句のつけようがない朝の陽光で部屋が溢れかえっていた。

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