村上さんは以前からところどころで「(『カラマーゾフの兄弟』のような)総合小説をいつか書きたい」と言ってました。今回の長編を「ものすごく長い」と言っているところからして、ついにやっちゃったんでしょうか。還暦だし。
『カラマーゾフの兄弟』は小説のラスボスだ、っていう話があります。どこかのブログで見た気がしますが、なるほどな、と思いました。俺は『カラマーゾフの兄弟』は挫折したクチで、もう少し経験値上げてから挑もうと思っていたので、ラスボスっていう表現がぴたっときたんですね。
『1Q84』がどんな内容なのか、断片的にしか分からないんですけども、入手したあかつきには、すべての積ん読を後回しにして、読んでいる途中の本まで投げ出して、他の何よりも優先して読みたいです。レベルどうこう言わず挑みたいです。とりあえず読んで、それから他でレベルアップして再読して、ってやりたいです。
カラマーゾフの兄弟(上・中・下)(新潮文庫)
カラマーゾフの兄弟(1-5)(光文社)(※「読み易い」と良い意味でも悪い意味でも評判の新訳)
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