2009年6月7日

1Q84: 日曜の朝

Book 1, P.165
多くの人々は日曜日の朝を休息の象徴として考える。
でもそれは主人公の天吾にとっては思い出すのも嫌なものごとだ。多くの人々が休息の象徴として考えていればいるほど嫌なものになるんだろう。NHKの集金に連れまわされている身からしたら、他の子供たちがホリデーホリデーしてたらしてるだけ、余計に惨めな気持ちになるから。

俺はどっちかというと「多くの人々」に振り分けられるかな。2009/05/28に書いた「はやく起きた朝は・・・」の「雰囲気が好き」っていうのは番組内の3人の雰囲気、部屋の雰囲気、っていうのもあるけれども、やっぱりなんだかんだで「日曜の朝の雰囲気」が好きってことなんじゃないかと思う。どちらかと言えば曜日の関係ない生活をしている現在でさえ、日曜の朝は他とちょっと違うような気がする。「休息の象徴」とは厳密には違うけど。

ここから余談だけど、
宇多田ヒカルの『ULTRA BLUE』っていうアルバムに「日曜の朝」っていう曲がある。タイトルまんまだ。


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