2009年2月9日

子供と学校と携帯電話

携帯持ち込みほぼ全校が原則禁止  公立小中、許可制も半数(47NEWS)
携帯電話の持ち込みを「原則禁止」にしている公立小学校は昨年12月時点で94%、公立中学校は99%と、ほぼ全校に上ることが30日、文部科学省の初の全国調査で分かった。このうち小学校の57%、中学校の51%は子どもの安全などを理由に家庭が申請すれば持ち込みを許可していた。
文科省は同日、「教育活動には必要ない」として小中学校では原則禁止を都道府県教育委員会などに通知。携帯電話を使った犯罪被害や「ネットいじめ」が相次いでいるため、情報モラル教育の充実や家庭での利用ルールづくりの働き掛けを進めるよう求めた。
原則持ち込み禁止の小学校は2万527校で、うち1万1636校は「安全上の理由」や通話だけなど機能限定の機種に限り、持ち込みを許可。一律禁止は7922校だった。
中学校は9936校が原則禁止で、許可制は5105校。一律禁止は4537校。
高校は原則禁止が20%の887校だが、持ち込みを認めても3357校が校内や授業中での使用禁止や、下校までの一時預かりなどで制限。文科省も通知で高校は校内で使用禁止などにすべきだと求めた。
都道府県教委で持ち込みなどへの指導方針を定めているのは51%の24教委。1826の市町村教委では28%の510教委が設けていた。
2009/01/30 17:01   【共同通信】
>「教育活動には必要ない」
え?馬鹿なの?文科省大丈夫?社会に出てから必要になることを教えるのが学校じゃないの?なんで携帯を無視するの?今の子供が大人になったら、100%携帯使うでしょうに。なら、まともな携帯の使い方を教えればいい、というより、教えなくてはならないのでは。たとえば「ネット≠匿名」っていうことをちゃんと分からせればネットいじめは(無くならないにしても)減るだろうし。
授業中にケータイいじるのが問題なら、日中は通信を遮断すればいい。それには教育と携帯キャリアとの協力も必要になってくるが、キャリアにしても、全面禁止になって契約が減るよりはいいんじゃないか。
通信を遮断といっても、ジュニアケータイのように通話相手を限定する(子供とその保護者間)とか、お昼休みや放課後には、遮断中にサーバーに来てたメールを受信できるとか、その辺の線引きはいくらでも調整可能だと思う。それらは議論する価値がある。
「とりあえず授業中の今はネットとメールの送受信ができない」って分かればいじらないでしょ?しかも着信が来るとしても親からだけだとなれば。いや、授業中は保護者からの着信さえ遮断しても構わない。子供に緊急の用事ができたら、親は学校に緊急である旨の連絡をすればいいのだから。ていうかここ10年より前の小中学校って、そうだったんだから。「おい、山田、お父さんが仕事中に倒れて○○病院に運ばれたそうだ、行け」みたいな。
えーと、話が逸れたけど、とにかく、持ち込み禁止にすれば解決だと思うなよ、と。これから先100%使う物の正しい使い方を教えるのが必須だよ、と。

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