ざっと眺めたら、そりゃもうクソゲーの祭典なの。だいたい、1/3くらいはパチンコ・パチスロのシミュレーションゲーム(←実機がパチンコ屋さんから撤去されたらほとんど買う人いない)で、1/3くらいは聞いたこともない対戦格闘ゲームで、あと1/3くらいがSIMPLEシリーズ、って感じだった。ほんとにね、誰が買うんだよと思うよね。
だけど何故か俺はクソゲーを見ると心が躍ってしまい、ワゴンの端から1本ずつ品定めしてた。そこで見つけたのがこれ。
3Dのビキニのお姉ちゃんと、まわりを飛ぶヘリコプター、足元のビル。なんなのだ、これは・・・。とりあえず、買ったよね。なんかちょっと恥ずかしかったけど。
説明によると、このお姉ちゃんは双葉理保っていうアイドル(バーチャル・アイドルで、他のゲームにも出演しているそうです、知らなかった)で、沖縄でグラビア撮影してたら謎の生命体に巨大化させられたんだって。それで、自衛隊が出動して云々。もうね、クソゲー臭がプンプンするでしょう。たまらんよね。
で、今日やってみたんだけど、期待を裏切らないクソゲーだったよね。でも、面白くないわけじゃないんだ。バカゲーって言った方がいいかも。コンセプトがバカを目指してるようなところあるし、それを想像して俺なんかは買ったんだから。確かにバカだよこれは。
まあそれだけなら、いちいちブログで報告しないんだけど、Amazonのレビューを見たらこれが酷いの。操作性が最悪っていうレビューが多かったんだけど、その人たちは何を求めたんだって。フライトシューティングやりたいならエースコンバットシリーズやればいいんじゃね?思い通り動かせると思うよ。もしこのゲームの戦闘機とかの操作性が誰にも文句言われないレベルで、すんなりクリアできてしまうようだったらダメでしょうに。懐古って言われるかもしれないけど、ゲームってそういうもんだと思うんだ。ゲームオーバーを何回も繰り返してちょっとずつ上手くなって、ゆくゆくはクリアっていう。下手したら途中でセーブできなかったり。
最近のゲームって、映画と区別つかないよね。ムービーのグラフィックもストーリーもすごくレベルが高くなってて、観てて唸る。だけどさ、プレイ時間の90%くらいムービーとかってなっちゃうと、それは違うじゃん。合間合間でちょこちょこゲーム挟んで、って本末転倒じゃん。別に映画観たいわけじゃないじゃん。そういう人もいるかもだけど。たとえばバイオハザードシリーズ、あれの原点「バイオハザード
」('96ってw)だって、ムービーはちょこっとだった。でもそれが怖くて、だからこそ観たくて、何度も何度もゾンビにムシャムシャされてゲームオーバーになっても果敢にやり続けたんだよね。今それやったら、マゾゲーとか言われて見向きもされないんじゃないかな。その証左に、こないだ出たばかりのシリーズ最新作「バイオハザード5
」あたりになってくると、けっこうスイスイ進んじゃう。そうしないと売れないからだろう。'96の無印は、うわっゾンビだっつって逃げようとして壁に突っかかってガリガリ走ったりしてもどかしくて怖くて、でも慣れてくるとまともに戦えるようになってっていう、そういうのが面白かった気がする。
「5」なり最近のゲームが面白くないっていうんじゃないからそこは誤解しないでください。ただ、繰り返すようだけど、映画と区別がつかなくなってきてるとは思う。バイオなんて、ほんとに映画作っちゃってるからね。「バイオハザード ディジェネレーション
」ならCGアニメだけど、ミラ・ジョヴォビッチの「バイオハザード
」シリーズなんか実写だ。で、それなりに成績がいいから3部まで作った。
話を元に戻すと、ゲームを買うメインの層がどうの(堪え性がないとか)ってのも多少あるけど、やっぱり作り手の意識が変わってきたんだろうと思う。ビジネス寄りに。市場規模がでかすぎるから、ターゲットを最大公約数にしたいってことで、ゲーム性のシビアなゲーム(なんか変な言い方だけど)を作る気が起きなくなるんだろうと。自然、グラフィックなりストーリーに凝るようになるよね。そしてそれがエスカレートすると、ムービーメインときどきゲーム、みたいな作品がばんばん・・・ってなる。でも、それで喜ぶユーザーが多いのも現実なわけで。ただし、裾野が広がったってだけで、マゾゲーはマゾゲーでちゃんと作られている。それだけユーザーなりゲームメーカーが幅広く現れてきたってことだね。別に悲しむことじゃないね。
ここから余談なんだけど、冒頭の「THE 大美人」って松本人志監督「大日本人
」のパクリじゃね?って思うよね。でも「大美人」が2004年で、「大日本人」が2007年だから、逆だよね。松ちゃんが「大美人」やったかどうかわからないけど。たぶんやってないと思うけど。
あと余談の余談だけど、松本人志監督映画第2弾「しんぼる」がこの秋公開するらしいです。(公式サイト)
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