「本当の」と、わざわざカッコを付けて書いたのには理由がある。たとえば、「訳者あとがき」で村上春樹が述べているように、「人は誰もが自分の中に自分の戦争を抱えている」という意味であるし、それはある人からすれば事実、現実、真実、んー、なんでもいいけど、リアルなことではない。まったくない。でも本人がそれを感じる以上、あるいは戦争を抱えている以上、それは事実であり、現実であり、真実であり、リアルなんですね。まず、そういう前提を持って読み始めるといいかもしれない。まあ、読みながら掴めればベストなのかもしれないけど。
ここのところ、あまりまとめて読書をする時間がとれなかったので、これを読むのに1週間かかった。でもそのぶん、読んでる時間は濃いものになったような気がする。1冊の本にポスト・イットを10枚以上貼り付けたのは、だいぶ久しぶりだったから。
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